海外ドラマ『ホワイトカラー』にハマる。
2013年 04月 07日
ひっさびさにドラマにハマっています。
『ホワイトカラー』(20世紀FOX)
天才詐欺師がFBIに協力し事件を解決していくというストーリー。
このドラマの最大の魅力は、登場人物たちが魅力的だということ!!
主人公のニールはアートをこよなく愛する詐欺師。詐欺などの狙いはもちろん一級の美術品。イケメンでモテる役どころがものすごくハマっている。
また、彼を取り囲むキャラクターが味のある人たちばかり!
ニールに手を焼きながらも彼の才能を認めるFBI捜査官のピーター。後によき理解者となっていく。
ピーターの妻で面倒見のよいエリザベス。このキャラ、地なんじゃ…と思うくらい自然な演技。こういうキュートさを出せる人ってなかなか貴重では!?
ニールの相棒でありとあらゆる面に精通しているモジー。(この役のウィリー・ガーソンは、Sex and the City にも出てましたね!)回を重ねるごとにいいヤツになっていってる気がする!
他のFBI捜査官の固定メンバーも、いいキャラが揃ってるし…。
はじめは反発し合うニールとピーターの関係が変化していくところも見どころ。お互いに全てを言えない立場というのもストーリーを思わぬ方向へ運ぶ…。
そして、シリーズが進むに連れ、脇を固める登場人物たちの隠れエピソードが明らかになったりして楽しいのである。わたしは、シーズン3に入ってから、モジーの過去を描いた回がものすごく好き!
ちなみに、シーズン2では、日本がらみのエピソードもいくつか。日本へサービス!?
あともうひとつ、このドラマにハマった理由は、落ち着いてみていられるところ。もちろん、ストーリーの中では「ああ、どうなるんだろう!??」と先を早く見たく狩りたてられることもある。でも、そういう気持ちだけやたらと煽る作りではないし、見ていて気持ちが荒むこともない。また基本的に殺人シーンはごく稀で、血しぶきや死体を「うええええ、見ちゃった!!」とげっそりすることもない。(乱闘シーンはあるけど)
(24は、1シーズンくらいは見たけど、心臓に悪くて続かなかった。LOSTも同じく。)
そして、先に上げた登場人物の個性から、「ああ、この人だったら、きっと何とかしてくれる!!」と、どこかで信頼できるのだ。
時々、ツッコミどころは確かにあるのだけど、それを超える魅力の方がとてつもなく大きい。
それで、今レンタルできる分は全部見てしまった!
シーズン4は、いつレンタル開始かな…。
補足ですが…ホワイトカラー シーズン1の予告編見たときは、全く見たいと思わなかった。なんかへらべったい印象。犯罪者とFBI…ってなんかありがち?と。しかし、ある映画のDVDに入っていた第一話を見て、途端に続きが見たくなってしまった。そして、今に至る…。
ドラマには最大限のスリルを求める、心拍数あげたいよ!という人にはオススメしないかな…でも、登場人物たちとじっくり付き合って見れるドラマを探している人にはぜひ!!
(ディカプリオとトム ハンクスの映画 "Catch me if you can" が好きならますますオススメ!そして、この映画のオープニング最高!!)
"Catch me if you can" opening title sequence
追伸:他の方も言っていたけれど、ドラマって英語の日常会話の学習にもいいかもしれない!同じキャラクターの同じ癖の英語を繰り返し繰り返し耳にするのは勉強になると思う。スラングが多かったり、特殊な設定で普段なかなか使わない(もしくは使わない方がいい)表現もあるので注意は必要だとも思います。
その登場人物がどんな年代でどんな立場なのかも理解しつつ、使う英語を聞き取っていったらいいかもしれないですね。