ああ、そうだよ。どうして英国に興味のあることを見ないフリしていたのだ。
好きな物語の数々、舞台は英国。身の回りに増えたもの、欲しいもの、英国製。
最近見た映画の何本かと、TVの番組もそうだった。
あまりお金のなかった学生時代に、ロンドンに行ったっきり。貧乏だったけど、交通費と美術館への入館料はおしまなかったヨーロッパの旅の日々。(といっても、学生だとあらゆるところで学割きくのよね。 あとは体力あるから安い方法でもどうにかなるし。)北欧にフランス、スペイン、ポルトガル、と旅して絵を見て歩いてまわった。日本に帰国直前、トランジットで数日立ち寄ったロンドン。その前の国々で体感した重厚で濃密な絵画や彫刻に、あまりにもお腹がいっぱいになりすぎて、広い公園で昼寝して、子供向けの博物館に立ち寄っただけ。あとは街を散策したけど。あの大きな博物館は、次に取っておいたのだ。
古い建物、石畳、よそ者に冷たいところ、かっこいい地図、
くすんだ空色なのに緑が鮮やかなところ、傘をささない人たち
なんだろう、決していい思いばかりしたと言い難いのに、
今になってものすごく気になる場所。
今度はどんなふうに見えるかな。
上のイラストは、エディ レッドメイン。
映画『博士と彼女のセオリー』で、ホーキング博士を演じていたね。
古い校舎の大学で、ジャケットにネクタイ、Vネックのセーター、革靴って素敵。
自転車もいい。女の子たちの、ふわりとしたスカートも、素敵。