旅するイラストレーター こまつきょうこの日常図鑑

山形県の田んぼ・海・山の側で育ったイラストレーター。翻訳・通訳業(日英)も。 U.S.A.、スウェーデン、オーストラリアの3大陸在住経験有り。玄米好き。

自信がない理由に気づいたら、許せなかったことを許してもいいと思えるようになった

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気づいてしまった

どうして自分にOK出せないのか

いつでもどこか自信がなくて

どこに行っても所在がないよな気がして


それは、臆病だからと思っていた

違う、臆病のせいにしたかっただけ


本当は、

決めるだけでよかったのだ、

自分はこれでいいのだと

わたしの居場所はここなのだと

そう声を上げればよかっただけ


わたしはそれをしなかった

誰かに認めてもらわなければ価値がないと思い込んでいた




小さい頃から繰り返しきかされてきた

親の言葉の影響もあるだろう


お前がもう少し~~だったら良かったのに

ダメな子だね、親が悪いからしょうがないか

◯◯なところは親に似て…


わたしは全く別の人間ではないの?

条件付きでしか存在感は持てないの?


おかしいとは感じていた

それを認めないことだってできたはずだ


全く逆のことを言う人だっていたのだから


君の好奇心は素晴らしいね

君の描く絵、本当に好きなんだ

いい笑い方をするね


それでも

わたしは信じきれなかった

信じなかった

それを信じてしまったら、まるで自分の育った環境を否定するようだったから

だから怖くて耳をふさいだ

臆病なのは、周りのせいにした


わたしは扉を閉じた



小さな石ころにつまづいて、ずっとうずくまったままでいたようだ

こんな石ころにぶつかる自分なんて

といじけて歩くのをやめた

そんなのどこにでもあるのにね

石ころだよ


それでも毎日毎日毎日毎日、

その石ころを思い出し

またつまづき疲れ果ててしまった

そうか、つまづいていじけるのがわたしなんだと思い違いをしたまま


そうしてわたしは世界を閉じた


広い世界の大部分を見ることをやめ

耳を澄ますのをやめ

思いを告げるのをやめた


それでもわたしの何かが抵抗して、

その葛藤こそが、わたしを外の世界に連れ出した


たくさんのものに触れて感情を揺り動かされては

情熱がふつふつとまた炎を灯し始めた気がした


決めるだけでいい

ここにわたしが立つのだと

選んでいいのだ

わたしが好きなものを

許していいのだ

言葉で捕らえようとするひとたちを


もっと自分の目を信じよう

もっと自分の耳を頼ってみよう

もっと自分の声を届けよう


世界は広い

世界は広い

世界は広い



















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by komatsukyoko | 2015-12-24 23:30 | 【イラスト】エッセイ、絵日記

by 旅するイラストレーター こまつきょうこ
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