「あの人と同じくらい時間があったら、 わたしだってもっと活躍できるのに!」 〜二足のわらじ女子、フリーを羨む。
2016年 04月 22日
「あの人と同じくらい時間があれば、
わたしだってもっと出来るのに」
なーんて思うのが、
どれだけ不毛かわかっていますか?
わたしですか?
恥ずかしながら、
これまでわかっていませんでした。
(本心ではチラリとこう思っていたことにも
気づかないフリ!痛い!)
仕事が繁忙期に入り、
帰宅が遅くなる日が続いたりすると、
頭もぼーっとし、
普段より少ない睡眠時間で体も重い。
家に帰ってできることは本当に生活の最低限。
それとは逆に頭の切替にかかる時間が増える。
そうすると、だんだんと
フラストレーションが溜まるんです。
「あれもこれもしたいのに!」と思っても、
翌日の仕事へのパフォーマンスが下がるから、
ある程度の睡眠時間は確保したい。
それに緊張感の中で仕事をするため、
また、家に戻ると途端にスイッチが切れるように布団にダイブ。
これでいいのか、と疑問を投げつけつつ、
朝また起きて職場に向かう。
そのサイクルに不満が出始め、
フリーで活躍している人たちを羨み始める。
「あの人と同じくらい時間があったら、
わたしだってもっと活躍できるのに!」
それは気のせい。
全くの気のせい。
やっぱり時間をかけてでしか
出来ない作業もあるけれど、
今ある時間でできることだってある。
例えば、作業の効率を良くすることだったり、
トレーニングを繰り返し、
作業時間自体を短くしたり。
例えば毎日30分しかかけられないのだったら、
30分以内で出来ることを考えればいい。
それに、わたしだから出来ることが必ずある。
わたしだからこそ持てる視点や、
その視点を持つから描けることが。
言い訳してる姿が
どれだけかっこ悪いかってことに
本気で気付くべきだった。
今活躍しているあの人たちは、
他の人たちが言い訳している間に
着実に目の前のことをやり遂げてきたのだ。
だからこそ、今手にしているものがある。
ベストではない環境でも、
出来る限りのことをする。
それを、続けてきたのだ。
そして、今いる環境に身を置くのは
誰のせいでもない。
ここにいるのは、そう選択したから。
これからも言い訳する生き方を選ぶのか?
それとも、やれることをやっていくのか?
残された時間は同じ。
さあ、選ぶのはどっち!?