新しいことに飛び込めば、はじめは必死。
しばらくして慣れてくれば、
そこのあれこれも見えて来る。
自分の望みやそうなってはいないこと、
そういうものも見えて来る。
それで満たされていると
(本気で 心から)
思っているのならばよかったね。
でも、どこかで
「これが、わたしにとってはお似合いなのだ」
なんて "思おう" としているのなら。
(そうすれば、胸をかきむしるような思いも
その場所から出て行く恐怖も感じずに済むからね)
そのときは、慣れ親しんだゾーンから出るべき。
そう思ったのは、TEDトークの
"Life Begins at the End of Your Comfort Zone"
を観たから。
(ネタバレあります)
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彼女が出会った、DV被害者の女性。
精神的にも身体的にも痛めつけられているのに
また加害者である夫の元に戻る。
それは、彼女が長年を夫の元で過ごして、
そこから出て暮らせると思わずにいたから。
生きていく手段を、他に知らなかったから。
知らないというのは恐怖を与える。
未知の恐怖より、今までの"慣れた"環境に
戻る方が楽なのだ。
たとえ、そこが地獄のようだと
頭でわかっていても。
この例をあげたスピーカーであるYubingも
慣れ親しんだ状況や環境から出ようとするとき、
そのコンフォートゾーンは元の場所へ押し戻す。
でもきっと、そこを分け隔てるのは
とてもとても薄い膜なのだ。
挑戦したいと思った時、
今の状況を変えたいと思った時、
もうすでに、その選択肢はあなたのすぐ側にある。
あともう一歩を、踏み出すだけで
その景色は変わるのだ。
その薄い膜を破って踏み出す時、
最後に必要なのは、少しの勇気のはずだ。
トークに出てきたバンジージャンプ。
ひええええ。
あなたなら、ジャンプしますか??