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かさこさんの存在を知ったのは、彼のブログがきっかけだった。まだ冷え込む鎌倉で、写真展で少しお話したのが最初で、その後の6月、東京で個別に時間をとっていただいた。働き方や生き方について悩んでいた時期だった。ブログでの毒舌な物言いとは違い、すごく話しやすい存在だった。いろんな話を聞いてもらった。

その頃、地元の山形県に戻ってから半年以上が過ぎていたが、居心地の悪さを感じていた。2年半暮らしたオーストラリアから帰国、実家にも帰らずそのまま瀬戸内の島に9ヶ月住んだ後だった。しかし、自分はすっかり「よそ者」になってしまったような気がした。

どこへ行っても必死だったけど、「フラフラばかりしてる」ように見えるわたしに、「早く結婚したほうがいい」「親のそばにいるのが親孝行」と言う人もいた。大多数と違うと、風当たりが強くなる。そして、ここには「変わり者」「よそ者」が圧倒的に少ない。少数派のよそ者にとっては、地元が息のつまる場所になっていた。そして、自分より若いはずの10代・20代から、まるで頭の固い老人のような言葉を聞くことにも面食らっていた。

もしかしたら、自分が間違ってるだけ?と悩んでいた頃、かさこさんの視点が持つ言葉に助けられたのだった。
国内・海外と旅を続けてきたかさこさん。国内では、地方の閉鎖的な部分も取材を通して肌で感じてきたという。真摯に向き合ってきたからこその言葉が、彼のブログにも彼との会話にも表れていた。


そんなかさこさんが、酒田に来て話をしてくれたら、風穴が開くんじゃないだろうか。ここで「よそ者」であるかさこさんが話すことで、ここの「よそ者」も救われるんじゃないだろうか。

そんな思いが発端だった。
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その日、数ヶ月前に夢見た場所に立っていた。その時の感情は、今まで感じたことのないほど強烈なものだった。

夢が目の前で現実となった高揚感、この瞬間が過ぎて行くことへの寂しさ。準備をしてきたことが無事に進んだ安堵。その全てが、身体の奥から湧き上がる。そして、さらに強いうれしさがこみ上げてきた。

夢の叶う瞬間が、こんな気持ちだと知ったのは初めてかもしれない。あの時、行動を起こしたことで、夢が現実となった。




11月17・18日の2日間、フォトジャーナリストかさこさんのイベントが酒田で行われた。講演会2つと写真教室、15〜26日の間は写真展も開催。このイベントの主催者は、なんとわたし。今までイベントを一から自分で始めたことなんてないし、もちろんイベント関連の仕事に就いたこともない。ツテやコネ、資金だってなかった。はじめは夢だった。ただ、「実現させる!」という思いだけで走り出したのだった。
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自分が誰かに影響を与えることなんて、
少し前までないと思ってた。
でも、こんな風に思ってもらえて、
すごくうれしいです。

貴重な経験させていただいて、
こちらこそ光栄です、かさこさん!

「情熱が人を動かす」ブログ ”つぶやきかさこ”から
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by komatsukyoko | 2012-11-14 00:25