ここからの続きです。
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わたしは、病室には入れずにいた。
何でもできたのに支えてもらっている姿、
少し弱々しくなった笑顔に戸惑った。
消毒薬のような匂い、薬の匂いも不安にさせた。
そして、天井にある無数の白い光の玉。
蛍光灯の形でもなく、球体がいくつも
並んでいたのだ。
怖い、って思ってしまって部屋に入れず
ひいばあちゃんの近くには行けなかった。
それでも、時々こっちを見て
笑いかけてくれた。
母にも来るように言われた気もしたが、
どうしても行けなかった。



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ひいばあちゃんは、いちごが好きなわたしに
他の人からもらったお見舞いのいちごを
とっておいてくれた。
食べるか聞かれたのだけど、いらない、と言った。
光のようなものがぼんやりと薄く
いちごにかぶさっていて、
別の世界の食べ物だと思った。
天井の光と似ていて、誰か知らない人たちが
たくさん触ったような気がした。
その反応を気づかれたのか、
「汚くないよ」とも言われた。
そう、包みが開いてないのは分かったんだけど…

それに、他の人がひいばあちゃんに
持って来てくれたのに、わたしが
もらってはだめだとなぜか律儀なことも思った。
いらない、って言って
ちょっと悲しそうな顔をしたひいばあちゃんを思い出す。
近くに来て欲しそうだった顔も。

あの時、行っていれば。
あの時、ありがとう、って受け取っていれば。

そう思って悲しくもなるのだけれど、
わたしのことをいつも気にかけてくれて
かわいがってくれた存在があったことは、
ずっとわたしを支えて来てくれた。
いたずらもあんまり度が過ぎると
怒られたこともあったけど(笑)
与えられるだけ周りに与え続けて
笑顔のまま去って行った。

見知らぬものが視界に入っても(汗)
次はもう少し勇気を出そう…。
(大きくなってからは、見ることないけど。
なんだったんだろ、あれは…)

後悔しないように、生きたい。
それは誰しもそう思うだろう。
後になって振り返る余裕が出た時、
もしかしたら「あの時ああすれば」
なんて思いも生まれるかもしれない。
でも、そのときは、
それが精一杯で出した答えなのだから、
もうそれ以上、自分のこと責めないで。

過去には戻れない。
それなら。
ここから何ができるか、
それを考えて動いて行けばいい。

そういうことだよね。












今でもいちごは好きです!
いちご大福、最高。











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後悔しないように、って思っても
やっぱりする時は、どうしてもある。
わたしの場合は、生前の曾祖母に対して。
もっと近くでお話すればよかったな。
それでも、そのときの精一杯だったなら
自分のこと、許してもいいんじゃない?
「あの時、ああしていれば…」を、
「それなら他の出来事にこうしよう」って
ちょっと目線を変えるだけでも、いいと思うよ。


どうしてそう思ったか、という
ひいばあちゃんとわたしの話…
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母方のひいばあちゃんには
生前とてもかわいがってもらった。
「男の子たちには内緒だよ」と
他のいとこたちにはあげない
あめ玉をもらったりした。
ひいばあちゃんの部屋にしまってある
缶の入れ物に入ったあめ玉。
部屋に呼ばれて、手のひらに
のせられるのが好きだった。
ひいばあちゃんから見て初孫である母の
初めての娘だったから、そして、
年の近いいとこたちの中で、
わたしだけ女の子だから気にかけてくれていたみたい。

それでも、誰かが困っていると
必ず手を差し伸べるひいばあちゃん。
存在感がとても大きくて、おうちの中にいると
みんなホッとしているようだった。
いつも笑顔の人だった。
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ある時から、ひいばあちゃんは入院をした。
わたしは母に連れられてお見舞いに行った。
叔母もたしか一緒だったかな。
こちらに気づいて起き上がろうとするけれど、
誰かの支えが必要だった。
ひいばあちゃんは、いつも通りに笑顔だったのだけれど、
それでも少し我慢しているのが見えた気がした。




つづく。


























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少しずつ澱んで

暗い中に沈みつつあったけど
好きなあの子から
一言もらえただけで
全部晴れた 笑

わたしが前に言ったことを
大切に覚えていてくれて
それを教えてもらっただけなんだけれど
それがとってもうれしかった

好きな人がいるって
複雑でこんがらがったものを
すっきりシンプルにしてくれる

そして、そういう人だから
好きにもなるんだよなー











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「何をしたいか」で動けば、
今いるところがスタート地点になる。

逆に、
「何をしなければいけないか」
に気を取られていると、
今、自分に不足しているものに
目がいってしまう。
それも、必要以上に。
そうすると、いつまで経っても、
ないものばかり探すループにはまる。

もちろん、しなきゃいけないこと
いろいろあるけれど、
それでもあえて確かめたいこと。

「自分は、どうしたいのか」
「どうありたいのか」

それを真っ直ぐ見つめたら、
いつでもそこがスタート地点。



2017年はこれを重点的に
意識することに決めた。


へばのー!








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その場所にずっといたくて
必死になりすぎて
自分の笑顔が消えていることに
ちっとも気づかない

そこにいたい、っていうのも
思い込みだったのだ

だって、
"しあわせでありたい"って
願ったはずなのに
それを求めて苦しくなっている

誰かに求められたことを
こなそうと必死で
そうしないと
居場所がなくなると恐れていた

足りないものを
わたしで補おうとする人
自信のなさから
わたしに変わらないことを求めた

理想通りに演じきれないわたしを
冷たく見る目に気づいていた

それでも、わたしは
そこから離れることを恐れた

なんであんなに自分を歪めて
その場所にいようと思ったのだろう
はじめの願いから
ずいぶん遠のいたはずなのに
怖れから何も見えなくなっていた

そこから手を離すのは
不安だったけれど
あのまま居続けていたら
苦しいままだった

「他の人の理想通りにできないわたしは
だめなやつだ」
そんな不健全な考えに支配されていた

そうじゃない
要らないものは手放していいのだ
芯を歪めてまで手に入れるものって
心から欲しいものではないでしょ











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A HAPPY NEW YEAR!
2017年です。
ここで大きなことは書かない…かな。

だって、新しい年も去年からの一続き。
2016年ほど、地道に続けていくことの
大切さを思ったことはなかった。
3年目の、ある仕事でそう感じた。
1年目なんて、責任どころか
重責過ぎるように感じて
”ちゃんと”出来ていない自分を
毎日のように恥じていたし、
まるで誰かの服を借りたままのようだった。

だけど、2016年の12月は違った。
これまでの中で一番くらいのハードワーク。
それでも、これまで以上に
”自分の仕事”として全うできた実感があり、
お客様側からの反応もすこぶるよかった。
「また今度、”あなたに”お願いしたい」と、
笑顔の言葉をいただいた。

3年前なんか、仕事を受けたことさえ
考え込んでいたけど、
やめずに続けて来たことで
ここまでこれた。

あんなに自信のなかったわたしが
ここまで言えるようになったんだから、
「続ける」ことで身に付く力は本物だ。

だから、1年で思うような結果が出なくても
憧れの誰かにすぐに近づけなくても
経験を積み重ねてこそ
手に入れられるものがある。

もちろん、効果的なやり方で
短期間でどんどん進んでいく人もいるだろう。
でも、そのスタート地点に見える場所から
もっと前、そのまたずっと前にも
助走していたかもしれない。

早く結果を出すことだけに焦らずに
それぞれの進む速度で少しずつでも
前に行けたらいいじゃないのだろうか。

進んでないように感じる時こそ、
周りを見たり、今度は深さを計る
チャンスかもね。

遠くの方にチラチラ見える目的地(笑)
そこへ行く手段は、何通りかあるはず。
それをどうにかほぐして探し当てたら
そのときはまたブログに書くかなー。


今日はこのへんで。
へばのー!














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「もっと好きにしていいし、

したいことをしてもいいし、しなくてもいい。

欲しいものは欲しいと言っていいし、

要らないものは要らないと言っていい。」


今年の1月、ロシアを旅して感じたこと。

この時すでに答えを出していた。

1年かけて、その重要なことを

何度も何度も意識させられた。

要らないものは手から離れ、

忘れていた大事なことは

自分の中心にまた戻ってきた。


遠くと近く。

物理的にも心のなかみも、行ったり来たり。

きっとまた来年も遠くへ行くだろう。

その時の自分に向けて。

「誰がなんと言おうと、わたしはわたしでOKなのだ。」



2016年1月23日のブログ→



旅について:

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手に余る嫌な感情だって、

他人のせいにはできない。

感情の責任は、自分でとること。



「あんなことがなかったら」

「あの人がああ言わなかったら」

この嫌な気持ちが出てくることなんてなかったのに!


黒い感情にギリギリ歯ぎしりして、

キー!と眉間にしわまで寄せたりして。


その出来事も、誰かの言葉も

ただの引き金。

その嫌な感情の

ほんとうの”原因”ではない。


誰かのせいにしたら、楽…

な訳ないない!


他人を悪者にしたついでに

自分にも嫌な気持ちを植え付けて、

ただただ悪循環。


それを断ち切るなら。


出てくる感情に責任を持つこと。

嫌な気分を誰かのせいにしないこと。

誰々が「わかってくれない」といじけないこと。


生まれてくる感情は、自分のものだ。

誰かのせいではない。



たとえ受けとめきれなくても、

そういう自分の姿もあるのだと

目を向けるだけでもいい。

見ないフリより後でずっと楽になるから。



ほんとだよ。(経験者より)



へばのー




















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自分への期待度が現実より高かった時、
がっかりしますね!

ブログでいいこと書いてやるぜ!なんて
調子に乗って画面に向かいましたが、
つづった文字を見て「あれ…?」
(上記イラスト参照)

下書きは下書きのままになりました…。

普段もそうかも。
かっこういいとこ見せようとすると
ひとりよがりになってしまう。
深呼吸して、必要なものは何か
もう一度見渡すといい。
「かっこういい自分」への集中力が
いい具合にほぐれて、
何をしたらいいかわかるはず。



へばのー!











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人は、いつか死ぬ。
それは誰もが知っていること。
でも、その事実を意識することは、
ほとんんどないかもしれない。

まだ若くして、病気になって
自分が近いうちに確実に
この世を去ることを知る人と会ったことがある。

大切な友人を通して知り合ったその人は、
真っ直ぐで正直な視線と
強い存在感を持つ人だった。



「もっと、やりたいことがある」
「わたしだけ、ここからいないくなる」
そういった憤りや怖れ、
諦めきれないことを受け入れなければ
いけなかったこと。
大好きな人たちから、1人戻れないところへ
離れていかなければならなかったこと。

彼女が自分の体のことを知って
はじめに抱いた感情。
それをきいた時、伝わってきたものから
動いたわたしの感情は、
目盛りを余裕で振り切った。
死にいくことをこれほどまでに
意識したことなど、全くなかったからだ。
怖い。
とてつもなく深い闇に落とされるような恐怖。

そこへ、1人向かわなければいけないのだ。
どれほど勇気のいることなのか。

それでも、わたしはどこか彼女に対して
「かわいそう」という目線を
持たずにはいられなかった。
自分には、彼女よりも残された時間は多いから、と。

だけど、一瞬一瞬の中に存在する彼女は、
周りのあらゆることに愛しさを見つけ、
世界の中で確実に楽しんでいた。
まるで、自分の魂に、体をつかって
経験値を刻みつけていくように。
体の存在する間に、触れたものの全てから
生きているという感覚を味わうように。

自分の立つ場所に、意識の根を降ろし、
目の前のことに集中している。
もしかしたら、残された時間を
喜びやうれしさでいっぱいにしたい、
と意識してやっていたことなのかもしれない。
それでも、彼女が感じた喜びは
確実に彼女の魂を動かしていた。
きっと、それが自分を「生かす」という
根源的なことなのかもしれない。

わたしは?
何かを場所のせいにしていなかったか。
何かを状況のせいにしていなかったか。
言い訳が多かったのではないか。

残された時間がまだたっぷりあると思い、
後回しにしたことはなかったのか。

「こうでなければならない」、と
自分の素直な感情を閉じ込めていなかったか。

…「かわいそう」なのは、
逆にわたしの方ではないのか。


死にいくことは、命をすり減らすことでも、
ただ時間を流れるままにすることではない。
時間を使うという点では、「生きる」と同じことだ。
では、生きていくこととは。
彼女のように、瞬間ごとに
足元や手元に今あることと向き合うことだ。
そこから生まれる自分の感情を
味わい尽くすこと。
出てくる感情を勝手なジャッジをする必要はない。
頭を使いすぎる必要もない。
他人のいうことを聞きすぎる必要もない。
直感や信じるもの、あふれる自分の感情に
寄り添って、そこからどうするかを考えればいい。

後悔や未練はない、と彼女は言った。
それは強がりでもなく、
そう思おうと力を込めている訳でもないのは
聞いたわたしにも分かった。

生きる。
意味が大き過ぎてぼんやりとした
意識でしかその言葉をとらえていなかった。
だけど、もうこの世にいない彼女が
残したメッセージは、確実にそこへ
光を当て、地面に伸びる影でまた、
足元へのつながりを見せてくれた。

考えすぎて動けなくなりそうな時、
「頭使いすぎだよー」と
わたしを笑う彼女の姿を思い出すことにしよう。
動いて感じて進んでいけるように。


















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