映画製作について、5回に渡る特別講義の授業風景を映した番組。
昨日は第2回目、「ビジュアルデザイン 映画は見た目がすべて」。
光と色で全てを伝えている、というもの。
例えば、照明の使い方。役者が同じ立ち位置でも、照明をどこから当てるかによって
伝えるメッセージが変わるということ。
また、登場人物の身につけるものや、取り囲む環境(建物や家具など)の色や材質にも
全て伝えたい内容が表されているとこいうこと。
それが効果的に使われている映画ほど、印象に残るし、
だから自然にストーリーにのめり込んでいけるんだよな、とこの回を見ていて気付いた。
「いい」映画と言われる作品は、脚本や俳優たちの演技だけでなく、
画面に映されるもの全てが考え尽くされ、意味を込められたものだった。
これまで好きになった映画でも、漠然とした気持ちで「好き!」としていたな…。
その漠然とした部分の「なぜ」に対して、理由を明示してくれるのがこの番組。
来週もまた見ます。。。
映画の見方が変わりそうだ。
この教室は、南カリフォルニア大学。講師はそこで教鞭をとるドリュー・キャスパー教授。
なんと1972年から教えているらしい。
カリフォルニア!映画芸術学部があって、「映画論入門」があって当然だ。
だってあのハリウッドがあるところ!
いろんな映画の中でも、演技やアート系を学ぶ大学に進む登場人物には、
カリフォルニアを目指す人が多かった気がしたのは、これだったね。
調べてみたら、やはり映画や演劇関係、アート系の学部のある大学が多い場所。
イラストレーター こまつきょうこ HP はこちら!