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旅するイラストレーター こまつきょうこの日常図鑑

山形県の田んぼ・海・山の側で育ったイラストレーター。翻訳・通訳業(日英)も。 U.S.A.、スウェーデン、オーストラリアの3大陸在住経験有り。玄米好き。

「どんな自分でいたい?」〜居心地いいと思える場所を選ぶことも、正解のひとつだと思う。

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同じ時期にオーストラリアでワーホリをしたBちゃんから、電話があった。
(ブログにするのには許可もらいました。)

地元で仲の良かった友人たちと久々に集まったんだって。
前は感じなかった居心地の悪さに、Bちゃん自身、
自己嫌悪をしてしまったらしいのだが…


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オーストラリアに行く前、がんばれ!って快く送り出してくれた友人に、
Bちゃんの”次にしたいこと”を話したのだそうだ。
その友人の反応が、昔とあまりにも違って動揺したと言っていた。

「悲しいけど、ここではもう夢を語れないんだよ。」
「やりたいことを言うとね、なぜだかみんな諭そうとするんだ。
そろそろ現実だけ見なさいよ、と言われてる気がしてくるの。」
「オーストラリアにいた時や、東京で生活してた時は、
”どうやったらできるか”っていうのをいつも考えていたからなあ…」

大好きだったはずの土地で、今度は逆カルチャーショックを受けてしまった。
そう話すBちゃんの声は、なんだか悲しげだった。
「35歳、っていう年齢のせいなのかな?でも、それだけじゃない気もすごくするんだ。」
Bちゃんの今の経歴なら、よほど選り好みしない限り、東京で暮らして行けるぶんは稼げるだろう。

現状を受け入れて、その土地で暮らすのを当然だと思う人、そう決めた人。
やりたいことが、この土地ではできないと気付いた人。両者には、大きな隔たりがある。
でも、その二つの思いを混在させている人だって多くはないけど、いるはずだ。
わたしも、そうなのかもしれない。
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Bちゃんが遠回しに言われた「夢を見るの、もうやめたら?」。
わたしも言われたことがある。

でも、夢を見ずに、どうやって現実を見るんだろう?
もしも、「毎日を繰り返して行くこと」が「現実」だというのなら、
それはわたしの定義するものとは違う。
夢があって、やりたいことがあって、そこに近づいていくための日々が「現実」なのだ。
一歩一歩、もしかしたら半歩、数センチかもしれないけれど、
「夢」は、現実を生き抜いていくための指標なのだ。


年齢のせい?周りのせい?誰かの常識のせい?
確かに選択肢は限られている。それでも夢はいくらでも見たらいい。
もしも、そこにいるのが苦しくなったなら、夢を見るのさえ辛くなったなら、
他の場所へ移ってもいいんだよ。
あなたがあなたでいられるように。









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by komatsukyoko | 2015-09-21 23:00

by 旅するイラストレーター こまつきょうこ
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