旅するイラストレーター こまつきょうこの日常図鑑

山形県の田んぼ・海・山の側で育ったイラストレーター。翻訳・通訳業(日英)も。 U.S.A.、スウェーデン、オーストラリアの3大陸在住経験有り。玄米好き。

そろそろ「海外行ってた」への偏見をぶっ壊せ

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目の前の人が、
「1年間、留学していました」と
「1年間、バックパッカーしていました」と答えた時、
どちらによりステータスを感じますか?

多くの場合、こんなふうになりませんか?

1)留学 ➡ ええ!?帰国子女!?語学もペラペラなんだろうな、頭良さそうだし…

2)バックパッカー ➡ ええ!?いい大人が?外国のあちこちをフラフラしてた?甲斐性なさそだもんな…

(両方の ”ええ!?”の意味が全く異なるとお気づきだろうか)


わたしは、両方経験しました。
留学も、バックパッカーとしての旅も。
そして、上のような反応も。

実際は、留学もバックパッカーとしての旅も、誰でも出来ます。

留学だって、語学学校も含めればパスポートとお金さえあればできます。つまり頭は関係ない!
語学学校なら、全く話せなくても入学できるからね。
(もちろん、各国、各教育機関によって基準はバラバラ。)
日本以外の土地で才能を発揮し出す人も少なくないのと同時に、
いくらお金と時間をかけても、ほとんど語学さえ身につけず帰国する人がいるのも事実です。


海外バックパッカーだって、基本、誰でも出来ます。
でもこちらは、”フラフラする” 覚悟ができる人だけね。嫌なくらい自分と向き合ったりしながらね。
何かに所属していないと不安なおりこうさんは無理かもね!
だって、場合によっては言葉の通じない国に身を置くんですよ。
そして、全く知らないものを見聞きし、全く味わったことのないもので空腹を満たす。
「ぼくちゃん、怖いの」なんて(本心では)言ってる奴に、バックパッカー歴をバカにされたくないわい!!
(だいたい、バカにする奴なんざ、自分には怖くてできないとわかってるから虚勢張ってるだけ。)


わたしの場合は、留学は、アメリカ公立高校へ約10ヶ月、
スウェーデン王立大へ5ヶ月行ってきました。ヨーロッパでは1ヶ月ほど電車の旅。
オーストラリアでは短期間、語学学校へも通いましたし、
場所を変えつつ働きながら旅を続けたりしました。トータル2年3ヶ月くらい。

留学してた、海外に住んでた、というと「親御さんが理解あっていいわねえ」と嫌みの一つも言われることもありましたが、うちは大反対でした。説得するのにかなりの月日を要しました。
(両親は農業をしていて、海外に住んだこともなければ外国語も話しません。
親類縁者にも誰一人として留学経験者はいませんでした。)
もちろん、それなりのお金はかかるので、日本での高校と大学の授業料は奨学金を貸与して自分で返済してきました。(うちは所得が高い訳でも資産家でもないので、それが条件だった)
現実は、こうです。

だから、正直、わたしはまったく「留学してきたなんていいな!!うらやましい!!」と言われる立場だと全く思ってもいませんでした。
だって、この世の中には、子供のしたいことを手放しでやらせてくれる親だっていれば、
そうではなくとも、周りの誰にも反対されなかったという人もいたし。
わたしの場合は、親にあらがって、ついでに「親不孝者!」と言ってくる周囲を蹴散らかし、
やっとの思いで外に出ていました。それでも、どうしても外の世界を見たかったのです。


「わたしは留学とバックパッカー経験者です。」

…今度は、こう聞いて、印象は変わったでしょうか。








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by komatsukyoko | 2015-12-20 22:19

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