旅するイラストレーター こまつきょうこの日常図鑑

山形県の田んぼ・海・山の側で育ったイラストレーター。翻訳・通訳業(日英)も。 U.S.A.、スウェーデン、オーストラリアの3大陸在住経験有り。玄米好き。

恐怖!「わたしは普通、あなたがおかしい」の思い込み

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「ちょっと聞いてよ!」
オーストラリアで知り合ったCちゃん。
「こないだ驚かれたことに
驚いたんだけどさー」
と話し始めた。

「”普通そんなことしない”って
言われて、本気で意味わかんなかったから
"普通”ってなんですか?
何が”普通”なんですか?
って言ったらドン引きされたよ」


彼女は、わたしと同じ時期に
ワーキングホリデーで
オーストラリアに来ていて知り合った。
二人とも帰国し、日本の企業で働いている。
Cちゃんも、衝撃は小さくなったものの
地方で逆カルチャーショックを受けている。
それが、会社での出来事だった。

「お局みたいな人がいてね、
わたし浮いてるからさー
毛嫌いされてるみたいで」
あはは、と笑う彼女に
暗さはないから心配は要らないかも。
(確かに、真面目なんだけど
派手に見られやすい印象なのだ)

「こないだも、なんだか細かいこと
言って来たんだけどさ、
まとめると
”こうやれって言われてきたから
こうしなさい。
このやり方でみんなやっているから。”
でもそれって、
=わたしの言うこと聞きなさい。
なんだよねー。」

「で、なぜそうやるのか、
他の方法はなぜしないのか、って
聞いたらさー」

「”普通はしない”の一点張り!」

ウケる!
大体の人は、厄を被りたくないから
へいへい、って言うこと聞くのだろうけど
(そうする人をお局は好む)
真っ正面から挑んだCちゃん、好きだ(笑)

「だってさー、同じ仕事だけ
何十年もして疑問すら持ってなかったのって
恐ろしくない!?」
「自分がルールで、他のやり方間違ってるって
やばいんだって!!」
「あの人(お局)からして見たら、
わたしは完全に異常者だよ!!」

(言葉がいちいちおもしろい)

Cちゃんもわたしもそうだけど、
いろんな民族が暮らす大きな国で、
「常識が異なる人」と隣の部屋だったり
学校で隣の席だったり、
ものすごい近い場所に
「自分の"普通”が全く通じない相手」
がいた環境で時間を過ごした。
そうすると、
「普通そんなことしないよ!」ってのは
全く役に立たない。
だって、そんな概念がないところで育ったから。
いやもちろん、誰かを突然殴るとか
傷つけたりするのはダメだと
世界共通のことはある。
でも、
「自分の文化ではこうだから、
そういうことはしないんだ。」
「わたしは〜〜で生まれ育ったから
こういう習慣なのかも」
ということを言葉などで
目の前の別の”普通”を持つ人と
話したことがある。
すぐ近くにいる人も、
自分とは違う別の人なのだ。
「みんながそれぞれ違う」
というところがスタート地点。
その方が、健全じゃないのかしら?

古臭い、自分の常識を周りに撒き散らすより、
いや、たとえその考えにしがみつくなら
「わたしは、こう考えるからこうするのだ」
とハッキリ言ってしまえばいいのに。
みんながそうだから、普通しないから、って、
じゃあ、あなたはどう思うの?
なぜそうするの?できないのはなぜ?
答えられない時、自分で自分のトラップに捕まってるよ。
それなら知らずに周りにも仕掛けてるかもね。
で、きっと言うんだ。
「普通そこでひっかかるだろ!」って。

Cちゃんはバカじゃないから、
そんなことないよ。へっ。


へばのー!


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by komatsukyoko | 2017-11-14 23:56 | 【イラスト】ダメ女子あるある図鑑

by 旅するイラストレーター こまつきょうこ
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